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エックスサーバーから「侵害情報の通知書」のメールが届いた場合の対処方法

alt=エックスサーバーから「侵害情報の通知書」が届いた場合の対処方法

先日エックスサーバーより、タイトルに【重要】と書かれた「侵害情報の通知書 兼 送信防止措置に関する照会書」という1通のメールが届き、正しく対処したお話をしておきます。

こんにちは。WordPressテーマ研究家SHINです。

 

このタイトル文からして「えっ!??」というただならぬ雰囲気を感じました…。が、「もしかして迷惑メール??」とも思いましたし。

そこでメール本文を読んでみると、しっかりと僕のエックスサーバー「会員ID」「サーバーID」が掲載されており、「これは迷惑メールではないっ!ガチなヤツだ!」と焦り、わりと動揺しながらも落ち着いてメール本文に目を通していきます。

 

するとメール本文に「公開中のサイトに掲載中の情報において、侵害情報が掲載されている」との文言が。

すぐさま「著作権に引っかかる違法な記事か!??」とほぼ断定。この問題しかないと思い、しっかりと一語一句メール内容を確認していきます。

 

エックスサーバーから届いた実際のメール

エックスサーバーから実際にメール配信で届いたメールを、一部抜粋してご紹介します。

 

alt=エックスサーバー侵害情報の通知書

SHIN
SHIN
僕のブログ内において「侵害情報が掲載されている」という指摘がエックスサーバーへ連絡される。

このメールを引用し、エックスサーバーへ7日間以内に必要事項の回答を返信下さい。という内容ですね。

 

alt=エックスサーバー侵害情報の通知書1

SHIN
SHIN
エックスサーバーへ7日間以内に返答しない場合、サーバーと凍結する場合があるとのこと!

エックスサーバーへ連絡された「請求元」、審議となっている「記事のURL」も掲載されています。

 

この後のメール内容は、以降で解説していきます。

 

対象となった記事の問題点

幸いにも運よく、僕が著作権に触れるような公開中記事は「1つだけ」でしたし、対象となっている記事URLも掲載されていたので、すぐに記事を確認。

するとその記事は・・・

YouTubeの動画(NHK公式PV、その他アーティストの音楽PV)で曲を紹介。

その曲紹介の関連商品をアフィリエイトとして営利広告を盛り込んでいる。

それぞれ2つの特徴がありました。

 

「んん?待てよ!?まずYouTube動画を紹介する規約事項を確認しよう!」となり、ブログなどのWebサイトでYouTube動画をアップする場合、どのような制約があるのかを確認したところ、妥当な回答を発見。

YouTube ウェブサイトの商用利用が禁止されるケースと許可されるケース

YouTube では利用規約を更新し、ウェブサイトと YouTube 埋め込み型プレーヤーの使用方法としてどのようなことが許可されるかを明確にしました。

ブログで時々 YouTube の動画を貼り付けてコメントを付けたり読者に好きな動画を見せたりすること自体は問題ではなく、それが一般向けの広告を含んでいるブログであったとしても YouTube はその行為を禁止しません。

ただし、大量の YouTube 動画を埋め込んだだけで、意図的に広告収入を得ようとするだけのウェブサイトは、利用規約に違反しているものと見なします。

引用元:YouTubeヘルプ

要約すると・・・

①ブログ上でYouTube動画を、読者コメント付きで紹介したり見せたりすることは問題なし。

②大量の動画を紹介するだけで、営利として広告収入を目的としたWebサイトは「利用規約違反」とする。

 

僕は、別のサイトで同じようにYouTube動画(音楽)を紹介している記事があります。が、この記事に至っては今まで何も指摘を受けたことがありません。

 

いったい何が違うのか?冷静に比較してみたら、ほぼ99%判明。

それは、YouTube動画(音楽)をネタにして広告を貼っている・貼っていないの違いでした。恐らく間違えありません。

 

とは言うものの確証たるものではないので、誤った対応でサーバーがストップするなんて最大のリスクを背負うつもりは到底無く、「一旦Web上から非表示させる」という選択することに。

 

侵害情報の通知書に対する対処手順

エックスサーバーからの著作権侵害情報の通知内容、ウェブサイト上でYouTubeの動画引用をする場合の規約事項。

この2点を確認し、僕自身も対象となっている記事が違反対象となっていることを容認。また、エックスサーバーより「7日間以内に」という期限付きで、返答がなければサーバーを躊躇なくストップしますとも忠告されている。

 

エックスサーバーのサービスがストップしてしまうリスクと、対象とする記事をそのままWeb上へインデックスしておくのとどっちを優先するべきか?答えは明らかですよね。

そこで、僕が対処した方法は以下の通りです。

 

1.対象になっている記事を「非公開」にする

通常WordPressで「公開」の状態であれば、Web上に公開されているので誰でも閲覧できる状態にあります。

しかし「非公開」にした場合は、Web上に表示されないため、一般の検索ユーザーは見ることができません。唯一見ることができるのは「管理者のみ」です。

 

なぜ「削除」しないのか?というのは、以下2つの理由。

指摘された著作権問題を、きちんとテキストや画像、リンクなどを後で検証する材料になる。

ページオーソリティ(記事に対する評価)が高く、リライトによって改めて公開できる可能性はある。

 

こういった理由から、いきなり削除するのではなく、一旦「非公開」するのがベターかなと思います。もちろん、非公開後はWordPressをログアウトして一般ユーザーとしてWebから消えているか?をしっかりと確認しなければダメです。

 

僕の場合、非公開から若干タイムラグがあったものの、約30分前後でWebから姿を消しました…。

 

2.エックスサーバーからの「侵害情報の通知書」を返信する

次に、エックスサーバーより届いた「侵害情報の通知書 兼 送信防止措置に関する照会書」のメールを、そのまま返信していきます。

 

step
1
エックスサーバーから届いている「侵害情報の通知書 兼 送信防止措置に関する照会書」をそのまま引用、つまり「返信」する形で、必要事項を入力します。

alt=エックスサーバーからの「侵害情報の通知書」を返信する

alt=エックスサーバーからの「侵害情報の通知書」を返信する1

明らかに非がある場合には、「3番目の送信防止措置を講じることに同意し、問題の情報については、削除しました。」に○をします。

また回答の理由には、「対処内容」「非である理由」「経緯」まで記載していれば問題ないと思います。

 

そして待つこと3日目。※金曜日に配信されたので、土日をはさんで月曜日ですね。

エックスサーバーから返信が!

alt=エックスサーバーからの「侵害情報の通知書」を返信する2

SHIN
SHIN
このメールが来たときは、ホントにホッとしました;

 

まとめ

今回は、重要なトラブル対処法「侵害情報の通知書 兼 送信防止措置に関する照会書」について解説してきました。

 

メール確認から対処まで

1.まずは落ち着いて、メール内容をしっかり読んで確認。

2.メール内容にある「やるべきこと」を確認して、優先順位を整理する。

3.対処後、エックスサーバーから返信がない場合は「電話」してまで確認する。

ここまで確認をしていけば、大きな問題にはならないはずです。

今回、僕も初体験であって動揺しながら若干パニックになってしまったことは反省…。落ち着いて対応していきましょう。

 

とは言え、やはりエックスサーバーさんの対応は・・今回も「神」でございました!

ありがとうございます¢(・ω・`)

  • この記事を書いた人
しん

SHIN

▶︎ブログ運営7年▶︎3サイトメディア運営▶︎大手サービス業に勤めながらブログ運営・WEBライターを兼務▶︎コーヒーとYouTubeが大好物▶︎座右の銘は「昨日の自分に勝つ」

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