WordPressをコーティングする上で「テーマ」は欠かせないものですよね。
今回WordPressでテーマをインストールする2つの方法と、簡単な設定方法を詳しく解説していきます。またインストール作業によるトラブルシューティングの解説もしておりますので、万が一エラー等発生した場合にも参考にされてください。
WordPressテーマ研究家SHINです。
WordPressテーマをインストールする方法は以下2つがあります。
- WordPress公式ページに登録されている無料テーマからインストールする方法
- 外部よりzipファイルをダウンロードしてインストールする方法
それぞれ分かりやすく手順を解説していきますので、一緒に進めていきましょう。
WordPress公式テーマをインストールする方法
WordPressの公式サイトより、好きなテーマを選んでインストールする方法です。
このディレクトリ内にあるテーマは、全て無料でインストールできますし、何より全て「安全なテーマ」として担保されて掲載しているので安心してインストールしてください。
step
1WordPressにログインした後、ダッシュボードより「外観」>「テーマ」と進みます。
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2次にテーマの「新規追加」をクリックして進みます。
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3テーマは「注目」「人気」「最新」のカテゴリから選択する方法と「特徴フィルター」で条件を絞って検索して選ぶ方法があります。また注目の左にある数字は表示しているテーマ数」になります。
特徴フィルターカテゴリ群
もちろん掛け合わせて絞るのもOK。
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4気になるテーマを決めたら、インストールする前に「プレビュー」をクリックしましょう。そのテーマをインストールした後のデモサイトを確認できます。
確認ポイント
プレビューからは主に「デザイン」をはじめ、簡単な機能も確認できます。
デザインがイメージと違うこともあるので、プレビューでデモサイトを確認してからインストールしましょう。
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5デモサイトでインストールを決めたら、一覧画面に戻って「インストール」をクリックして、完了したら「有効化」をクリックします。
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6有効化するとテーマのインストールは完了です。自動的にWordPressダッシュボードに戻り、インストールしたテーマの使い方や説明、おすすめの設定やプラグインの紹介などインフォメーションもあるので、こちらも1つずつ確認していきましょう。
WordPressテーマをzipファイルでインストールする方法
WordPressテーマを公式ディレクトリ以外から、zipファイルでインストールする方法を解説していきます。
注意
zipファイルでテーマをインストールする場合、注意しておきたいのが「悪意あるテーマ」です。
WordPressテーマは、ソースコードが書かれた各PHPファイルによって構築されています。そのソースコードに意図的で悪意あるコードが書かれている極めて悪質なテーマも存在します。特に気を付けておきたいのは「海外サイトから無料でダウンロード提供しているテーマ」ですね。
悪意のあるテーマであるか否かは、正直ソースコードに関する知識がないと判断が非常に困難です。またセキュリティー強化する場合にも、テーマのファイルへソースコード追記しなければいけないため、WordPress初心者にはとても難易度が高いです。
結論、zipファイルでテーマをインストールする場合は・・・
- 海外テーマの場合、公式サイトやネット上のユーザー数・評価・口コミなど十分に確認してから選ぶ
- 国産(日本製)の有料テーマ、もしくは知名度が高い・ユーザー数が多い・評判が良い無料テーマを選ぶ
この2パターンから選んでいきましょう。
ちょっと怖いお話でしたが、この2パターンからテーマを選べば不安要素は皆無なので、安心してzipファイルからインストールしてください。
step
1WordPressにログインした後、ダッシュボードより「外観」>「テーマ」と進みます。
step
2次にテーマの「新規追加」をクリックして進みます。
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3「テーマのアップロード」をクリックし、ファイルを選択でテーマのzipファイルを入れて「今すぐインストール」をクリックします。
注意
ファイルの中身を開いてアップロードしてしまうとエラーになるので、解凍せずそのままの状態でインストールしましょう。
また「子テーマ(zipファイル名:○○○○-child)」があるテーマの場合は、一緒にインストールしておきます。
zipファイルをアップロードしてインストールをしたら、画面が切り替わるので「有効化」をして完了です。
※こちらも「子テーマ」があるテーマの場合は、子テーマを有効化しましょう(理由は後述しています)
また、インストールしたテーマが最新バージョンであるかを確認しておきましょう。万が一古いバージョンだった場合、zipファイルダウンロード先や公式サイトで最新バージョンに更新しておきましょう。
テーマをカスタマイズするなら「子テーマ」を運用
これまで解説してインストールしたテーマは、全てのPHPファイルが備わったテーマ「親テーマ」と言われるものです。
この親テーマは定期的なバージョンアップ(更新)があります。そこで自分好みでデザインやカラー、レイアウトなどをカスタマイズした場合は「更新時に上書き」されるため、元に戻るというデメリットがあります。
親テーマで更新した場合
そこで活躍するのが、親テーマの中にあるPHPファイル「style.css」「functions.php」という2つのPHPファイルで構成された「子テーマ」です。
子テーマを有効化してカスタマイズをすれば、親テーマがバージョンアップしても「カスタマイズはそのままの状態」で更新ができるのです。
子テーマで更新した場合
ただし、親テーマはあっても子テーマが存在しないWordPressテーマもあります。例えば、WordPress公式ディレクトリ内のテーマや、一部の無料テーマなど。
ちなみに有料テーマ(購入するテーマ)では、ほぼ親テーマと子テーマがセットでダウンロードできますので、子テーマが存在するWordPressテーマでは、カスタマイズがリセットされない子テーマを有効化しましょう。
では「子テーマがないWordPressテーマでは、カスタマイズしてもムダなの?」と思いますよね。たしかに親テーマのみで、カスタマイズしてから更新バージョンアップをすればリセットされてしまう可能性はあります。
そこで、子テーマを自動で作成してくれるプラグインや「FFFTP」や「FileZilla」などのFTPソフトを利用して、自分で子テーマを作成する手はあります。が、ある程度作業に慣れていないと挫折してしまうほど難易度が高いです…。
特にWordPress初心者の方には、僕は絶対におすすめしません。
というのは、WordPressをはじめる段階ではサイトに訪れてくれる人がいません。カスタマイズはただの「自己満足」に過ぎない作業になってしまうのがオチです。
それより何より「記事(コンテンツ)を書く」という作業が大切なので、子テーマのないWordPressテーマを選んだ場合は、カスタマイズは必要最低限にして記事を書くことに集中していきましょう。
WordPressテーマをインストール後に良くあるトラブルシューティング
良くあるパターンを5つ載せていますので、こちらも参照してみてください。
ごく一部のQA内容ですが、違うパターンでトラブルやエラーが生じた場合は検索エンジンやYahoo!知恵袋や教えてgooなどのお悩み相談サイトを参照してみると、解決できることが多いです。
そこでも解決できなければ、このサイトでも受け付けますので、お答えできる範囲で回答させていただきます。
まとめ
今回はWordPressテーマのインストール方法、カスタマイズによる子テーマの運用、テーマインストール時のトラブルシューティングQAのご紹介でした。
WordPressテーマは、公式ディレクトリや外部テーマを併せれば無数に近いほど存在するため、いわゆる「野良テーマ」にような怪しいテーマではなく、口コミや評判情報をしっかり確認してインストールしましょう。
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