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アドセンス広告で10年以上稼ぎ続けるブログテーマ(ジャンル)を選ぶ方法

alt=Googleアドセンスで10年以上稼ぎ続けるブログテーマの選び方は?

クリック型アフィリエイトで代表的なマネタイズ「Googleアドセンス」で、長期間安定した収入を得るブログテーマ(ジャンル)の選び方についてお話していきます。

こんにちは。WordPressテーマ研究家SHINです。

 

Googleアドセンス広告から、10年以上収益を伸ばし続けていくブログテーマを選ぶポイントは、以下5つと考えます。

アドセンスに最適なテーマ5つの条件

数ヶ月サイクルで情報が古くなってしまう「トレンド系」テーマは避ける。

アドセンス広告をクリックしてくれるユーザー層が集まるテーマにする。

ブログ記事のボリュームがある程度一定規模で収束できるテーマが◎。

市場規模が大きく、ユーザー数が多いテーマにする。

アフィリエイターや企業(競合)が少ないテーマを選ぶ。

この5つの条件(フィルター)を通してテーマ選びをすることで、永続的にアクセスを集めながらアドセンス収益を伸ばし続けるブログを構築できます。

ひとつずつ掘り下げて解説していきます。

 

Googleアドセンスとトレンド系ブログは相性が悪い

alt=数ヶ月サイクルで情報が古くなってしまう「トレンド系」テーマは避ける

トレンド系ブログと言えば、芸能や地域などの新着ニュースや、季節ごとのイベントや新商品情報などを中心に取り扱うテーマですね。

 

ブログへアクセスは集められるものの、記事がいわゆる「チラシ」のような賞味期限のあるテーマになってしまうため、長期間安定したアクセスを維持するためには・・・

記事をストックし続けなければいけない。

古くなった記事を新しい情報にリライトしなければいけない。

この2つの作業が伴うので、ほぼブログを運営しているうちはずっと手間をかけて面倒を見ていかなければいかなくなります。

 

もちろん「面倒見るよっ!」って方は、常にブログと向き合えば良いものの、こうなると次のステップ(収益化拡大)に進めず、ランサーズなど別でライターを雇わない限り非常に効率の悪いブログ運営になってしまいます。

 

アドセンスに最適なブログテーマは、全ての記事を資産化できるジャンルにすることが理想です。

つまりブログへ投稿した記事に、ほぼ手を加える(リライトする)ことなく、ほったらかしで運営できるジャンルです。

 

トレンドに左右されずに長期間安定したアクセスを集められるテーマは、アドセンス収益も安定しながら伸び続けていきます。

アドセンスに最適なテーマその①

流行り廃りに影響するトレンド系テーマは、アドセンスブログと相性が悪い。

トレンド系ブログはアクセスを集められるものの、メンテナンス(新規投稿、リライト)作業が常に必要になる。

 

広告をクリックしてくれるユーザー層を集めるテーマを選ぶ

alt=アドセンス広告をクリックしてくれるユーザー層が集まるテーマにする

続いて、アドセンスブログテーマを選ぶポイントその②は「ブログに掲載しているアドセンス広告に警戒心を持たず、広告に興味を持ったら躊躇なくクリックしてくれるユーザー層」を集められるジャンルにすることです。

 

例えばこのブログ。僕は「WordPress」を中心としたテーマやブログノウハウ、SEOなどの情報発信をしています。

ではアドセンス広告をクリックしてくれるユーザーが多いか?と言うと少ないです。IT関係の情報発信がテーマであるブログは、アドセンスに精通したユーザーが多いので、広告に警戒するユーザーの方が多くなります。

 

また天気や時刻表、干支年齢表などパッと見て満足してしまうような調べもの系テーマもNG。

検索エンジンから調べたい情報を探し、あなたのブログにたどり着いて情報に満足してしまうと同時に、すぐ離脱してしまうユーザーが多い傾向が強いからです。

 

こういった理由から、ブログに集めるユーザー層を考える対策は非常に重要なポイントです。

アドセンスに最適なテーマその②

アドセンス広告に対して仕組みを理解している、警戒心の強いユーザー層が集まるテーマはNG。(IT系全般のテーマ)

即効解消系の情報発信は、ユーザーの滞在時間・回遊率が低いため避けるべきテーマです。

 

アドセンスブログは一定ボリュームで収束するテーマが良い

alt=ブログ記事のボリュームがある程度一定規模で収束できるテーマ

アドセンス収益を目的としたブログは、100記事から多くて150記事程度に収め、横展開で新たなブログを生み出していくのが理想です。

理由は「キャッシュポイントを増やしてリスク分散する」ためです。

 

安定したアクセスを集められるアドセンスブログが構築出来ても、Googleによるアルゴリズムや競合サイトが参入してくると、検索順位が大きく変動する恐れがあります。

こういったケースは、記事を追加したりリライトする他ありませんけど、収入源がこのブログのみであると非常にリスクが高くなりますよね。

 

逆を言えば、リスク回避しながらキャッシュポイントを増やしていくことで、更に安定した収益を拡大することが出来ます。

アドセンス収益は「アクセス命」のマネタイズなので、成功報酬型アフィリエイト(物販)以上にリスク回避を考えた戦略が必要です。

アドセンスに最適なテーマその③

キャッシュポイントを1つに留めずリスク分散の為に100記事~150記事で完結出来るテーマを選ぶ。

複数アドセンスブログを展開することで、リスクを回避しながら収益を拡大出来る。

 

市場規模が大きくユーザーキャパが多いテーマを選ぶ

alt=市場規模が大きく、ユーザー数が多いテーマ

このポイントは、まず成功報酬型アフィリエイトと真っ向から違う考え方です。

 

アドセンス収益は、とにかく「アクセスが命」なので、シンプルにアクセスだけを集められるジャンル・クリックしてくれるユーザー層を集客できれば、収益を伸ばせます。

一方で成功報酬型アフィリエイトは、記事(コンテンツ)が検索順位で上位に表示されないと、収益に繋げるのは非常に難しいです。

 

もちろんアドセンスブログも、記事を検索順位で上位表示させなければアクセスも伸ばせません。

ただ物販のように、何かを売るブログではなくアクセスだけを集めるマネタイズなので、出来るだけ需要が高くユーザー数が多いテーマでないと、上位表示出来てもアクセスが少ないという本末転倒なブログになってしまいます。

 

逆に成功報酬型アフィリエイトは、需要が少なくても「売る(契約を取る)ことが目的のブログ」なので、上位表示が必須ですし、ニッチな市場で少ないアクセスであっても十分収益を上げられます。

 

規模の大きな市場であれば、上位表示出来るブルーオーシャンのようなキーワードは、ワンサカありますから大丈夫です(笑)

アドセンスに最適なテーマその④

成功報酬型アフィリエイトは「売る」「契約を取る」、アドセンスブログは「アクセスを集める」ことが重要なポイント。

アドセンスブログは「アクセス」が命であるため、市場規模が大きく需要の多いテーマを選ぶ。

 

競合(アフィリエイトブログや企業)が少ないテーマを選ぶ

alt=アフィリエイターや企業(競合)が少ないテーマ

同じアドセンスブログやアフィリエイトサイトの土俵上で、競合がワンサカいるテーマ(ジャンル)は避けましょう。

 

競合サイトの規模にもよりますけど、例えば「ダイエット」とか「脱毛」とか「クレジットカード」など、アドセンス広告も高単価で"旨み"がありますけど、これからブログを立ち上げるような弱小サイトでは到底かないません。

企業やアフィリエイター、ブロガーによる大規模なサイトは多数存在し、検索エンジン上にPPC広告を出しているほどなので、資金もあればサイトのオーソリティも高いため避けた方が無難です。

 

では競合の少ないテーマ(ジャンル)はどう探せばいいのか?

手順としては、まず「このテーマだっ!」と決めたらGoogleトレンドで需要ボリュームと、例年を通して安定した検索需要であるか?を調べます。

例として「犬 しつけ」というキーワードを「過去5年間」という期間で検索してみます。

alt=Googleトレンド 検索結果

ほぼ横ばいの安定感なうえ、月間で約400~500件の検索需要があります。

さらにYahoo!知恵袋で「情報欲求度」を調査。

alt=Yahoo!知恵袋 犬 しつけ

質問件数は31,593件あるので、十分な市場規模だと考えます。

ただこのテーマですとカテゴリーが広すぎるので、犬種や犬のサイズなどに分類したテーマ(ジャンル)がちょうどいいボリュームですね。

 

テーマを決めてからは途中で変更することが難しいので、競合テーマ(ジャンル)の市場を十分に確認していきながら決定しましょう

アドセンスに最適なテーマその⑤

規模の大きい企業、アフィリエイター、ブロガーなどの競合が多いテーマは避ける。

ツール「Googleトレンド」と「Yahoo!知恵袋」を使い、市場規模と長期にわたる安定性を調査してテーマを選ぶ。

 

まとめ

アドセンス広告で収益を上げるブログテーマ(ジャンル)について、5つの選ぶポイントをお話してきました。

もう一度まとめます。

アドセンスに最適なテーマ5つの条件

数ヶ月サイクルで情報が古くなってしまう「トレンド系」テーマは避ける。
⇒流行り廃りに影響するトレンド系テーマは、アドセンスブログと相性が悪い。
⇒トレンド系ブログはアクセスを集められるものの、メンテナンス(新規投稿、リライト)作業が常に必要になる。

アドセンス広告をクリックしてくれるユーザー層が集まるテーマにする。
⇒アドセンス広告に対して仕組みを理解している、警戒心の強いユーザー層が集まるテーマはNG。(IT系全般のテーマ)
⇒即効解消系の情報発信は、ユーザーの滞在時間・回遊率が低いため避けるべきテーマです。

ブログ記事のボリュームがある程度一定規模で収束できるテーマが◎。
⇒キャッシュポイントを1つに留めずリスク分散の為に100記事~150記事で完結出来るテーマを選ぶ。
⇒複数アドセンスブログを展開することで、リスクを回避しながら収益を拡大出来る。

市場規模が大きく、ユーザー数が多いテーマにする。
⇒成功報酬型アフィリエイトは「売る」「契約を取る」、アドセンスブログは「アクセスを集める」ことが重要なポイント。
⇒アドセンスブログは「アクセス」が命であるため、市場規模が大きく需要の多いテーマを選ぶ。

アフィリエイターや企業(競合)が少ないテーマを選ぶ。
⇒規模の大きい企業、アフィリエイター、ブロガーなどの競合が多いテーマは避ける。
⇒ツール「Googleトレンド」と「Yahoo!知恵袋」を使い、市場規模と長期にわたる安定性を調査してテーマを選ぶ。

 

ぜひ参考にしながら、アドセンス広告の収益を最大化できるブログテーマを選んでいきましょう。

 

ps.アドセンス入門~応用知識を分かりやすく解説した殿堂入り書籍「Google AdSense マネタイズの教科書」はおすすめ。10年先も安定して稼ぎ続ける50の王道チャプター形式なので、すぐ実践できる内容が盛り込まれています。

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SHIN

WordPressテーマ研究家のSHINです。WPテーマとコーヒーをこよなく愛し、日々マウスをカチカチ!キーボードをパチパチ!しながら研究をしている人。

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