タイトルや各見出しのキーワードタグは、慣れることなく毎度必ず悩みますよね。
WordPressテーマ研究家SHINです。
タイトルも見出しもキーワードを含めることが基本ですけど、検索ユーザーになりきって「あっ!コレが知りたい!」って思えるお宝タグにするのは、至難の業ではないですか?
そもそも悩む時間がもったいないというのが一番のデメリットですし、考え抜いたタイトルタグや見出しタグも、経験を積んだ僕らでも素人ですので、効果を考えると「これでいいのかな・・」と不安に駆られますよね。
僕はこういった理由で、ブロガーがこぞって愛用している「バカ売れキーワード1000」という書籍を購入してみました。ブロガーとしても経験は浅いですしね…。
そして内容はというと、結論「首の骨が縦にポキッと折れてしまうくらい納得」でした。
冗談過ぎましたけど、このバカ売れキーワード1000を読み漁った内容をご紹介していきます。
バカ売れキーワード1000の著者「堀田博和氏」
このバカ売れキーワード1000を出版された「堀田 和博さん」という方、素人では到底及ばないスキルを持った、一言で言えば「キャッチコピーのエキスパート」な方です。
と言うのは、インタビュー記事を拝見したので抜粋して紹介します。
出版経緯
広告業界でキャッチコピーの企画を思考し、アイデアは「メモを取る」ことを習慣。その後メルマガを開始して、同じ広告業界の企画担当やECサイト運営者、実店舗で販売している方に「良いキャッチコピーを分析、ダメなキャッチコピーは検討する」などのテーマを配信。
約2年の歳月をかけて、バカ売れキーワード1000を出版された。
1.商品が欲しいと思った瞬間にメモ
・なぜそのモノが欲しいと思ったのか問いかける
・商品を紹介している「言葉」のキーワードを拾い上げる2.売れるコピーには賞味期限なし
・キャッチコピーの基本パターンは変わらない
・その時代にしか通用しないキーワードは使いどころに注意
・本当に強いキーワードは5年後でも10年でも使える3.タイトルは「気付き」を与えて商品訴求は「売りになるキーワード」
・タイトルに「コレを知らないと損?」を気付かせる
・論理的な根拠+あえて批判コメントが「安心感」になる4.商品を利用した際の「独り言」が最高のキャッチコピー
・美容液…「肌がぷるぷるになっちゃった!」→「付けた翌朝、プルプル感が違います」※画像テキスト引用元:ECzine
思考が完全に「エキスパート」です。その道で専門的分野になれば、思考が磨かれてダイヤモンドになるんだなと感じられた貴重なインタビューでした。
バカ売れキーワード1000の書籍概要
多くはご紹介できませんので、この書籍概要を簡単にまとめてみます。
類義語含めて4000キーワードが掲載
大きく9つのカテゴリーから成り立っていて、更にターゲットを絞れるカテゴリーに分類されています。
「特長」というカテゴリーと、そのターゲットカテゴリーを見てみます。
カテゴリー「特長」
1.新規性 ≫ ○○最前線、○○の新常識、新感覚○○など
2.歴史・伝統・古さ ≫ ○○が愛した、○○列伝、永遠の定番○○など
3.品質の高さ ≫ ○○で贅沢な時間、神業○○、プロが教える○○など
4.限定性・希少性 ≫ 神秘の○○、特別保存版、ガイドブックには載っていない○○など
5.簡便性 簡単さ 気軽さ ≫ ○分で身に付く、○○への近道、○○のコツはコレ!など
6.信頼感 安心感 ≫ ○○ご用達、○○でおなじみの、世界が認める○○など
また一つひとつのキーワードタグには、丁寧に使い方例が3パターンと類義語が記載されています。
その他8つのカテゴリー構成
カテゴリー「気づき」
1.呼びかけ、気づき
2.第三者意見、ニーズ評価
3.欲望、快感、願望に刺激
4.不満、不安要素
5.知識欲、知的好奇心
6.逆説表現
カテゴリー「強調」
1.インパクト、強調
2.こだわり、特別感
3.付加価値、おまけ、プラスアルファ
4.比較要素、比較優位の訴求
カテゴリー「人気」
1.売れている感
2.好み、強い嗜好性
3.トレンド表現
カテゴリー「感情」
1体験、体感
2五感に訴求
3幸福感、ラッキー要素
4感動を訴求
カテゴリー「リアル感」
1.データ、数字
2.期間、期限、時間、季節
カテゴリー「お得感」
1.価格の安さ
2.無償提供、無料
カテゴリー「ターゲット」
1.ターゲットを分類
2.ネーミング
カテゴリー「誘導」
1.推薦、おすすめ
2.行動に駆り立てる
これだけお宝キーワードが詰まって、計224ページのボリューム。
ハッキリ言って、キーワードタグや見出しタグ選定はこの1冊で十分だと思います。と言うのは、このキーワードタグをそのまま使うことで、また他の"バカ売れキーワード"や"アイデア"が、自分の中で生まれていくという副作用効果も期待できます。
メディアでマネタイズする、タイトルタグや見出しタグのスキルを磨く上でも、参考書籍として手元に置いておきたい1冊です。
バカ売れキーワード1000の使い方
この本は、記事のターゲットが決まってから各カテゴリーに絞っていった後、ピッタリのキーワードを「バカ売れキーワード1000」で見つける(調べる)といった使い方が基本的かなと思います。
僕は購入してから、「記事を書く作業スペースで、常に引用できるように常備しておく」ようにしています。記事を書く作業と並行する使い方ですよね。
あと移動中も常備するのはおすすめ。
記事ネタを考えているすきま時間に、この本があるとすごく便利でした。
バカ売れキーワード1000の評判・口コミ
Twitterでつぶやかれている「バカ売れキーワード1000」を集めてみました。「まぁ間違いない」ってことばかりでしたけどね!
小林さん@mithrilweb イチオシの「バカ売れキーワード1000」が超役立ってます(〃ω〃)
もっと早く買えば良かったー!!
言葉の引き出しの少ない私には神本(*´□`*)#ありがとうございます
— 845@最新のあだ名は走子 (@diylove02) 2018年9月24日
文章を強調させる言葉に困ったら定番の「バカ売れキーワード1000」は、読んで個人的にスプレットシートでまとめてマニュアル化。
本は読んだだけじゃ自分のモノにならないから、面倒だけど一度ぜんぶ書き出して、よいキーワードが思い浮かばないときに見るようにしてる。 pic.twitter.com/9Al8BsQBG3
— ジロー@名古屋 (@JIRO_biz) 2017年12月19日
(´・ω・`) 楽しそうだけど1600円かぁ・・・・ネタにするにはちと高いなぁ
堀田 博和 の [カラー改訂版]バカ売れキーワード1000https://t.co/XhB5psaA9F
— aru㌠ (@aruc_k) 2019年3月19日
あとライティングやアフィリエイトでよかった本はこの辺りかな。
・バカ売れキーワード1000 (50%オフ)
https://t.co/18qthbk9TK
・新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (55%オフ)
https://t.co/ITQcGaRTZ5 pic.twitter.com/1c6AMtRSn8— DEG(デグ) (@DEG_2020) 2018年11月28日
ブログタイトルのクリック率をあげたい人は、この本おすすめ!
Twitterで目を引く文章をつくる参考になる
ブログもツイッターも「目を引く文字」というのはあるよね。堀田博和 の [カラー改訂版]バカ売れキーワード1000 https://t.co/R5vJXp75lE pic.twitter.com/srmbpR7UVK
— ちゃちゃこ@正直クソババアお母さん (@shinkontosa) 2018年11月14日
「一瞬で心をつかむ 77の文章テクニック」や「バカ売れキーワード1000」は、アクセルさん的に良書でしたか? — 良書かどうかわかりませんが、サイト作りのヒントにはなると思います。 https://t.co/anQy031DD2
— アクセル先生@SEOコンサル (@axcel0901) 2016年12月28日
【バカ売れキーワード1000/堀田 博和】マーケティング系の案件で使えそうな語彙の増強のために読みました。使われるシーン別にキーワードが分類されていて便利。ただし、誇大広告気味で仕事では使えないなと思... →http://t.co/wJLZdqYdlF #bookmeter
— のだまーぞふ (@taka_prevajalka) 2014年4月3日
アフィリエイター7年目?のベテランさんですら参考にするって・・ヤバクナイデスカ?
個人的には、スプレッドシートにまとめて「見える化」にしている本格的な使い方には圧巻。僕もマネしようか考えてます笑
まとめ
タイトルや見出しに思考を凝らす時間が省ける本「バカ売れキーワード1000」。
"ムダ"はできる限り排除しないといけないですよね。
ブロガーもアフィリエイターも"マストな1冊"でした。超おすすめ!