WordPressテーマAFFINGER6には、投稿ページや固定ページごとにページデザイン「1カラム」「LP化」を選択できる設定がありますので、この設定と主な使い方を解説していきます。
こんにちは。WordPressテーマ研究家SHINです。
この記事はAFFINGER6「1カラム」デザインで投稿している記事です。投稿ページや固定ページをスタンダードな「2カラム」で記事を書いている方は、まだまだたくさんいます。
そこで、少しメリットとデメリットを見てください。
1カラム&LP化ページのメリット
- サイドバーが非表示になるため、読者は記事に集中してくれる。
- 集中力が途切れないので、滞在率上昇・離脱率低下につながる。
- テキストの「改行」が少なくなるので、文章が読みやすくなる。
- 記事に対しての集中力が高まるため、商品やサービスの成約率が上がる。
- 写真やイラストなどの画像サイズが上がるため、デザイン性が上がる。
1カラム&LP化ページのデメリット
- 一球入魂の記事が目的のため、他記事へのリンク移動が少なく直帰率が上がる。
- 商品やサービスの成約ページであると、テキストや構成などに時間がかかる。
- 画像やイラストを多く掲載すると、表示速度が悪くなる。
こういったところではないでしょうか。
ただ目的が明確化したページが1カラム・LP化ページですし、デメリット部分はいくらでもカバーできる内容です。むしろメリットの方が多いし効果も大きいので、活用しない手はないです。
この記事では、テーマAFFINGER6の機能である「1カラム・LP化」の基本的な知識と使い方解説していきます。
記事を読まれた後「よし!作ってみよう!」ってモチベーションがきっと上がるはずです。
ぜひ読み進めてみてください。
1カラムとLP化の違いは?
AFFINGER6では投稿ページごとにあるカラム変更設定で、「1カラムに変更する」という設定と「LP化する」という設定がありますよね。この違いってなに?って思いませんでしたか?
違いはこちらです。
1カラムデザインの場合
LPデザインの場合
1カラムページの横幅は変えない方が良い理由
でもですよ?じゃあ何でLPページは「1060px(記事幅は約924px)」で設定されているのかって疑問には、きちんとした理由があります。
Googleが推奨する広告サイズに合わせた横幅であると言うことです。
「ビッグバナー」と呼ばれます。広告主からの需要が比較的多く、テキスト広告とイメージ広告の両方を掲載可能に設定することで収益の増加が見込めます。
メインのコンテンツの上部や、フォーラム サイトに配置すると効果的です。
※画像テキスト引用元:Googleフォーラム「広告サイズに関するガイド」
つまりGoogleは、LPページのヘッダーエリアへ「テキスト広告」と「ビッグバナー広告」をユニットで掲載することで、データに基づいて広告収入効果がありますよと言っています。
もちろんこの理由だけではなく、一般的なウェブサイトでのLPページは、横幅サイズが1060pxという設定が主流なのでオリジナルな横幅サイズは受け入れずらいという根本的な理由もあります。
なので、1カラムページを作成する場合でも横幅サイズは変えないことをおすすめします。
結論1カラムとLPどっちが良いの?
「1カラムもLPも横幅サイズは一緒が良い」という結論なので、選ぶ理由は「ヘッダーに何を掲載するか?」で選ぶことをおすすめします。
記事を読んでもらってからサイト内の回遊を誘導したいなら「1カラム」
アドセンスのテキスト広告とイメージ広告を掲載したいなら「LP」
この理由に尽きるかなと。ただ本気で商品やサービスを売り込みたいページだったら、一切目移りしない「LPページ」をおすすめします。
1カラムとLPページを作る上での注意点
1カラムもLPページも2カラムも、スマホ画面上では表示はほぼ変わりません。大きく変わるのはパソコンやタブレット画面上での表示レイアウトです。
そこで気を付けておきたい点が3つあります。
アイキャッチ画像サイズ
1カラムやLPページの記事幅は「約924px」なので、アイキャッチ画像・各見出し下・記事本文へ1枚のみで挿入する画像は横幅サイズ924px以上にしましょう。
中途半端に924px以下の横幅サイズにすると、ものすごく違和感があります・・・。
ただAFFINGER6タグにある「レイアウト設定」で3分割や2分割にする場合は、横列合わせて924px以上になるサイズに調整する必要があります。
ページ作成中の「プレビュー」をうまく使うと良いです。横幅サイズには細心の注意です。
画像ファイルは圧縮必須
1カラムやLPページで挿入する画像は、2カラムデザインと違って"デカイ"ですよね?
ということで「画像圧縮処理」は、絶対やっておくことをおすすめします。表示速度が遅くなっては、汗と涙と感動で作ったページが台無しになってしまいますから・・。
JPEG・PNG・GIF無料圧縮ツールはこちらがおすすめです。
参考記事JPEG、PNG画像を圧縮最適化するツールは「Website Planet」が最強!
参考記事GIFを手軽で最大に圧縮軽量化させる無料オンラインツール3選
テキスト文字サイズを再考してみる
特に今まで2カラムで慣れてしまっている場合、1カラムやLPページは横幅が広がるので「あれ?文字が小さく…ない?」「この間隔じゃ読んでてストレスになる…」ってケースがあります。
なので「AFFINGER6管理」>「デザイン」>「フォントのサイズ」にある設定で、それぞれの文字サイズをプレビュー画面とにらめっこしながら最適なサイズに調整することをおすすめします。
1カラムとLPページの作り方
大そうな見出しになっていますけど、WordPressダッシュボードの新規投稿ページでチェックを切り替えるだけで作れてしまいますのでご安心を。
WordPressダッシュボードより、投稿や固定ページで「新規追加」へ進んで投稿画面に移行したら、サイドメニューにあります「カラム変更」で選択してチェックを入れるだけ。
このチェックのみで、投稿ページは1カラムやLPになります。
まとめ
1カラム・LPページのメリットとデメリット、テーマAFFINGER5での最適化設定と作り方の簡単な解説でした。
1カラムとLPページは、2カラムデザインより確実に集中して読んでもらえるデザインなので、商品やサービス紹介やCTAなどのリスト収集ページとしても活用できます。
ぜひ使いこなしていきましょう。