記事数が膨大になると、手間な作業になるひとつが「内部リンク」です。テキストずつドラッグしてリンクを貼る作業量や作業時間を考えたら、大変な労力になります。
リンクを貼り忘れすることもしばしば。
そこで活用したいのが、便利なプラグイン「Internal Link Building」です。
Internal Link Buildingでできること
- 全ての記事対象に、指定するキーワードへ同一リンクを自動で貼ることが可能。
- 複数キーワードに、同一リンクを自動で貼ることも可能。
- 指定するキーワードに、複数ランダムなリンクに飛ぶ設定も可能。
- 指定キーワードに、自動リンクの設定数を決めて貼ることも可能。
この設定パターンを簡単に説明すると・・・
【設定パターン1】A(指定キーワード) ⇒ A(自動リンク)
【設定パターン2】A・B・C(指定キーワード)⇒ A(自動リンク)
【設定パターン3】A(指定キーワード)⇒ A・B・C(ランダムで飛ぶ自動リンク)
【設定パターン3】A(指定キーワード) ⇒ A(自動リンク/指定数のみ)
キーワードもリンクも、完全一致のリンク同士だけでなく、複数のキーワードから指定するリンクや、指定するキーワードから複数指定するリンクへランダムへ飛ぶ設定もでき、貼るリンク数まで設定できる優れたプラグインです。
また、内部リンク作業の手間や作業時間短縮というメリット以外にも、こういった効果やメリットも。
訪問ユーザーの回遊率や滞在時間が上がる(SEO効果に期待できる)
指定キーワードへ一括してアフィリエイトリンクを自動設定できる
このWordPressプラグイン「Internal Link Building」のインストールから使い方まで解説していますので、ぜひ活用してみてくださいね。
プラグイン「Internal Link Building」インストール
さっそくInternal Link Buildingをインストールしましょう。
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1WordPressダッシュボードから「プラグイン」>「新規追加」と進み、キーワード枠へ「Internal Link Building」と入力し、表示された画像のプラグインをインストールして、有効化しましょう。

step
2次に、WordPressダッシュボードより「設定」>「Internal Link Building」と進み、リンク設定していきましょう。
「Internal Link Building」設定方法
このInternal Link Buildingは、日本語対応プラグインではないので、ダッシュボード画面の要約を解説していきながら進めます。
Internal Link Building説明書

「説明書」日本語訳
nstructions(説明書)
- The following is a list of all global keywords. These can be overwritten on individual posts.
→以下は、すべてのグローバルキーワードのリストです。これらは個々の投稿に上書きすることができます。 - To remove a keyword, just delete the keyword. The entire entry will be removed.
→キーワードを削除するには、キーワードを削除するだけです。エントリ全体が削除されます。 - By default the keyword "dog" will match "dog" and "Dog." To disable this behavior, select "exact match."
→デフォルトでは、キーワード "dog"は "dog"と "Dog"に一致します。この動作を無効にするには、[完全一致]を選択します。 - If you only want to link a keyword a certain number of times in a post, you may set this using the "Times" option.
→投稿内で特定の回数だけキーワードをリンクしたい場合は、[回数]オプションを使用して設定できます。 - If you would like a keyword to randomly link to one of several URLs, separate each URL with a bar '|'.
→キーワードを複数のURLのいずれかにランダムにリンクさせる場合は、各URLをバー「|」で区切ります。 - If you would like to link multiple keywords to a URL, separate each keyword with a bar '|'. (Times will refer to each keyword not all combined.)
→複数のキーワードを1つのURLにリンクしたい場合は、各キーワードをバー「|」で区切ります。(Timesはすべてのキーワードを組み合わせたものではありません)。
Internal Link Building自動リンク設定

Keyword
自動でリンクを貼りたい指定のキーワードをココへ入力します。複数のキーワードを設定したい場合、「|」縦棒で仕切って入力します。
URL
指定するキーワードへ貼るリンクURLを入力します。リンク先を複数ランダムで設定したい場合、「|」縦棒で仕切って入力します。
Times (optional)
同一ページ内でいくつも指定するキーワードが含まれている場合、このキーワードに自動リンクする「数」を指定できます。どのキーワードにリンクが入るのかというのは、テストでは「ランダム」のようです。
Words Between (optional)
指定するキーワードとキーワードの間に入る特定のキーワード(単語)を指定した場合に、自動リンクを貼ります。
例)ABCDE及びABCDE → キーワードに挟まれている「及び」が含まれるキーワードのみ自動リンクが貼られます。
Words Before(optional)
指定するキーワードの前に入る特定のキーワード(単語)を指定した場合に、自動リンクを貼ります。
例)及びABCDE → キーワード前に「及び」が含まれるキーワードのみ自動リンクが貼られます。
Words after (optional)
指定するキーワードの後に入る特定のキーワード(単語)を指定した場合に、自動リンクを貼ります。
例)ABCDE及び → キーワード後に「及び」が含まれるキーワードのみ自動リンクが貼られます。
Exact Match
指定するキーワードが「完全一致」する場合にのみ、自動リンクを貼る際にチェックを入れます。
Use Nofollow?
自動リンク先に対して、ノーフォロー設定したい場合はチェックを入れます。
Open in New Window?
自動リンクを新規ウィンドウで開く場合にチェックを入れます。
キーワードの自動リンク設定は、ほぼココで完結します。
各種設定を入力、チェックしたら「save」をクリックして設定完了です。設定を終えたら、きちんと自動リンクが反映しているか対象のURLへアクセスして確認をしておきましょう。
Internal Link Building一般オプション

一般オプションでは、サイト全体のキーワードに対して自動リンクを貼る「数」を限定したり、サイト内の自動リンクをすべて除外する、ページ内の自動リンクを除外するといった3つを設定することができます。
Internal Link Building導入によるエラー対策
僕が実際にプラグインを導入してから、エラーを確認することができませんでしたが、WordPressテーマとプラグインとの「相性」が悪いと正常に機能しないケースもあります。
そこで、以下のようなエラーが生じるケースもあるそうなので、万が一同じエラーが発生した場合には、参考サイトを確認するようにしましょう。
自動リンク設定した記事ページが、何も表示されなくなった!
PHPファイルがエラーと表示!(プラグインコード内でエラーが生じる)
大切なのでもう一度!
Internal Link Buildingは、すごく便利なプラグインである一方、2016年以降更新されていないプラグインであるのは事実。
新しいバージョンのWordPressテーマは、特に正常作動するかも含めて自動リンク設定後にはページを必ず確認するようにしましょう!
まとめ
指定したキーワードのみに自動でリンクを貼ってくれるプラグイン「Internal Link Building」をご紹介しました。
作業効率化と内部リンク対策ができるという2つのメリットがあるプラグインですので、ぜひ活用してみてください。